肌のメカニズム解説
「美しく年をとりたい」女性なら誰もがそう思うでしょう。
肌は一番年齢が出やすく、体調や環境の変化にとても敏感です。
美しい肌を保つために、また、肌トラブルや年齢肌を改善するために、肌の正しい知識を知っておく必要があります。
私たちの皮膚は大きく分けると二つの層で成り立っています。
一つは肌の表面である表皮。
表皮は上から、角質層・顆粒層・有棘層・基底層に分かれます。
表皮の表面は角質層であり、角質層は常に外気にさらされています。
私たちが普段目に触れているのは、この角質層の部分です。
角質層に水分と油分を与えることにより、みずみずしくなめらかな肌を保ちます。
古くなった角質は押し上げられ垢となり剥がれ落ちます。
そして顆粒層は紫外線を反射し屈折され肌の内部を守ります。
有棘層は表皮細胞に栄養を与えるはたらきをしています。
この有棘層は表皮のほとんどを占めており、細胞と細胞の間にリンパ液が流れています。
リンパは体内の老廃物を取り込み、排出するはたらきがあります。
リンパマッサージはこれを促すものです。
そして表皮の一番底辺にあるのが基底層。
基底層では肌の新しい細胞をつくり、色素細胞(メラサイト)でメラニンをつくっています。
基底層の新陳代謝が高まり細胞分裂が活発になると、新しい細胞がつくられ、古い角質は剥がれ落ちていきます。
これを肌のターンオーバーと呼び、これが活発なほど健康的な肌になります。
美肌は基底層から、というくらい重要な部分なのです。
表皮の下には厚さが2ミリ程の真皮という層があります。
真皮の70%はコラーゲンであり、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンの3つの栄養素で肌の弾力と肌の形をつくっています。
コラーゲンなどの栄養素が不足すると、シワやたるみの原因になります。
美容液などで外側からいくら栄養補給をしても、真皮に届くことはありません。
スキンケアは表皮(主に角質層)のケアと考えてよいでしょう。
